使用済み乾電池のリサイクルシステム
焙焼工程で水銀を取り出しリサイクルします。焙焼後、乾電池の外缶は鉄製品へ、亜鉛滓は微量要素肥料原料や亜鉛地金へ生まれ変わります。
リサイクルの流れ
使用済み乾電池
マンガン乾電池、アルカリ乾電池など一次電池がリサイクル対象物です。
選別異物や種類の異なる電池を選別します。
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選別された充電式電池などは専門業者でリサイクルされます。
ロータリーキルン焙焼工程
600~800℃で焙焼し、水銀を気化させます。
焙焼炉内の乾電池 (*1)
水銀蒸気水銀のリサイクル
濃縮コンデンサータワーを通過しながら、水銀蒸気は冷却され再び液体の水銀となります。
コンデンサータワー
精製回収された粗水銀は精製され、高純度の金属水銀(無機水銀)になります。
水銀
蛍光灯製造工場、特殊計測機器製造工場など
リサイクルされた水銀は再び蛍光灯の材料として使用されます。
水銀試薬の各種製造
大学や研究機関
水銀試薬は各種実験、研究に使用されます。
乾電池の外缶
乾電池の外缶は磁石で選別され、取り除かれます。
亜鉛・マンガンのリサイクル
亜鉛滓
亜鉛とマンガンの酸化物を主成分とする黒色の粉末です。
亜鉛地金
亜鉛製錬工場で亜鉛地金の原料として使用されます。
微量要素肥料原料
コーヒー畑やオレンジ畑で作物を栽培するときの栄養素として使用されます。
鉄のリサイクル
鉄くず
製鉄所
鉄筋などの鉄製品として使用されます。


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(*1) 焙焼とは固体に溶融が伴わない程度に熱を加え、固体に物理的または化学的な変化を起こさせる操作をいいます。
イトムカ鉱業所の焙焼は概ね600℃以上の温度で行い、水銀を気化させて廃棄物中の水銀を回収するのが目的です。
焙焼の「焙」は訓読みでは「あぶる」と読みます。焙煎(ばいせん)はコーヒー豆や茶葉に用いられますが、前の漢字は同じです。
後ろの漢字は焼(やく)と煎(いる)と違いますが、熱を加えて固体に変化を起こさせるという目的では一緒です。
コーヒー豆や茶葉は生ではとても飲み物の原料にはなりません。加熱されてはじめて香りや味が生まれ、すばらしい飲み物の原料になります、焙焼と同じような操作、焙煎は、昔から人間の生活のために応用されてきた技術です。
※弊社工場見学やリサイクル品の出荷先などの詳細は営業担当者にご相談ください。

